速読はある意味「超能力」だと思う【はじめての速読セミナー】の続きです。
それでは、具体的な速読トレーニング方法を書いていきます。
【初心者速読トレーニング】用意するもの
まずはトレーニング用の本を用意しないとですが、
本なら何でもいいというわけではありません。
速読に向いている本
- ビジネス書
- 専門書
- エッセイ etc.
1つの話題、結論が数ページでまとめられているもの。
自分と年代、性別、価値観や考え方、興味、好きなことが似通っている著者のもの。
自分と感覚が近しい人間が書いたものは速読しやすいと思います。
それとは逆に、
小説などの、なかなか結論までたどり着けない、
1冊全体で1つの話題、結論になっているものは「速読トレーニング」には向いていません。
トレーニングで使う道具
- 本
- タイマー(1分、2分を測定)
- 筆記用具
- ノート、用紙
- 付箋(ふせん・細め)
それではLet’s速読トレーニング!!
まずは現在の読書スピードと理解度を測定します
1
用意した本で、現在の読書スピードを1分間測ります。
まず、読みはじめる箇所に付箋を貼っておいてください。
計測後、読めた箇所までに付箋を貼っておきます。
2
すぐに、読んだ箇所の内容を2分間で思い出せるだけ書き出してください。
自己判断で良いので、読んだ部分の内容をどのくらい理解できているのかを%で表してください。
なんとなくでOKです。
ビジネス書なら50%、それ以外の本なら30%以上の理解度でOKです。
この「内容書き出し」が個人的にはとても重要な作業に感じます。
「ちゃんと読んでいるはずだったのに以外とこんなにも内容を覚えてないんだ〜…😱」
と、じっくりゆっくり読んだところでそれほど意味がないことに気づくことができます。
1分間の文字数を計算します
読めた箇所の文字数を計算します。
1行の文字数 X 読めた行数 = 読めた文字数(1分間)
1行のうち、3分の2くらいまで文字数があれば1行にカウントしてください。
ちなみに私の文字数は
38字 X 19行 = 722文字 でした…😑おそらく平均より遅いです😓(理解度は55%くらい)
2倍速にチャレンジ!
それでは今度は、
最初の計測で出された文字数をもとに、1分間で先ほどの2倍の文字数を読んでみましょう。
2倍速の準備
初速度で読めた行数 X 2
↑の計算で出た行数を、先ほど読んだ続き箇所から数えていってください。
その始点と終点予定箇所に付箋を貼っておきます。
これで、先ほどの測定値の2倍の量がどのくらいなのかが分かりました。
2倍速の測定
1
次はこの量を、1分間で読んでみましょう。
「読む」というより「見る」だけになってきて、内容理解が追いつかなくなりますが
気にしなくて大丈夫です。とにかく1分間でしっかり見ましょう。
付箋より先まで進んでも構いません。その場合は、その終点の箇所にも付箋を貼っておいてください。
脳の普段使わなくなっている箇所に負荷を与えるような感じです。筋トレみたいなものです。
2
1分測ったら、またすぐに2分間の内容書き出しをしてください。
そして理解度を%で表してください。
おそらく大分、理解度は落ちていると思います。
私の結果は、1862文字(もとの付箋箇所は1444文字)で、理解度は10%でした。
2倍速の結果をもとに課題文字数を決める
①初速度の文字数と理解度
②2倍速の測定前に付箋を貼った箇所の文字数
③2倍速の測定結果の文字数と理解度
以上から、今後のトレーニングの課題文字数を決めていきます。
だいたい理解度が30%になるくらいの文字数が適正です。
1日15分のトレーニング
課題文字数で当面はトレーニングをしていきます。
1日15分(読み1分&書き出し2分→計3回)でOKです。
毎日コツコツ続けられるよう、無理ぜず頑張っていきましょう😃
コメント